私生活

プライベイトなタイムカプセル。

新規営業の精神的負荷

私は新入社員で、管理部門系配属にも関わらず営業の研修を受けている。

とはいっても研修とは名ばかりで、実際の業務となんら変わらないことをやる毎日だ。

 

今行っている業務は、新規獲得の営業で、私は営業部門の新入社員に混じりながら、日々奔走している。

そして現時点で営業成績トップを独走中だ。

 

本格的な営業活動を始める前では、営業って、きっと結果出たら楽しいんだろうなぁ、なんて考えていたが、そんなことは決してなかったというのが現実だ。

長期的な目線で見たら分からないが、今の私はそう思わざるを得ない。

 

 

私の短所はメンタルが弱く、ストレス耐性がないことだ。

その上、人と接することへの苦手意識も強い。

 

実際にスキルがあるのかどうか、または結果が出たかどうかではなく、自分が慣れていないこと、苦手だと認識していることをするのは非常に負荷がかかる行為だ。

その上、自分に無意識のうちにプレッシャーをかけてしまい、ノルマを達成しているにも関わらず、強迫観念のようなものを持ちながら日々の業務を行ってしまっている。

 

家に帰ったらもうヘトヘト。

お風呂に入っても、寝る前でも、仕事のことを考えてしまい、眠りは浅く、目覚ましが鳴る前でも起きてしまう。

そして、起きたあとは、胃の痛みを感じながら、仕事行きたくないなぁなんて思いながら、気付いたら涙が出ていたりするのである。

 

他人から見れば、成績が出せていて、いかにも順調に見えるのかもしれない。

でも本当はこんな毎日を送っている。

しかし、成績1位の人があからさまにみんなの前で「仕事がつらい」なんて喚けば、叩かれる気しかしないので、平然を装っているだけだ。

 

もちろん、周囲とのコミュニケーションに問題もなく、弱音も愚痴も親しい人には話せているのだが、正直今の自分の精神状態は、今後の仕事生活が心配になるレベルである。

 

・どんなにスキルを磨いても、当たる先を考えても、運などの不確定要素に左右されすぎる新規営業

・初対面の人間に、自分から積極的に働きかけるという自分の嫌いな作業

この二つの要素が掛け合わさったことで、仕事の精神的な部分での負荷が倍増しているのである。

 

自分が管理部門系の部署に応募して本当に正解だったという思いがある一方で、今後管理部門の仕事でもプレッシャーに押し潰されるのでは、という懸念を抱き始めている。

 

日々の業務レベルの面では相当の違いがあるので、なんとも言えないが、もし今後もこのような精神状態になりそうであるならば、自分のメンタルコントロールの仕方を真剣に考えなければいけないな、と感じた。